発音がしやすくなる、食べ物がかみ切りやすくなる、歯の寿命を延ばすなどが期待できます。

歯並びがよくなることで、歯の汚れを落としやすくなり、歯の寿命が長くなる可能性があります。また、きちんと歯がかみ合うことでしっかり食べ物を噛み砕くことができるようになったり、舌の動きがスムーズになったり、空気がぬけることがなくなり発音も良くなります。

特に開咬（前歯が咬まない）の症状がある人は奥歯で何度も噛まなければならなかったり、噛みちぎること自体が難しかったりします。快適に物が噛めるようになることで、あごへの負担も減り、より食事の時間を楽しむことができるでしょう。「あごが開きにくい」「カクカクいって不快」などの顎関節の悩みも歯科矯正で解消することがあります。噛み合わせやあごの状態は、顔の骨格にも大きく影響しているため、顔のバランスが良くなる可能性もあります。